2010年業界動向を占う
注目したい新薬大手OTC薬事業の行方
2010年1月15日号
新薬大手4社のなかで、OTC薬を事業として続けている企業は、武田薬品、第一三共、エーザイの3社だ。武田薬品は子会社の武田ヘルスケアで、第一三共は子会社の第一三共ヘルスケアで、エーザイは自社で展開している。アステラス製薬も05年度までは旧山之内製薬と旧藤沢薬品のOTC薬を統合したゼファーマで手がけていたが、06年4月にゼファーマを第一三共に売却した。第一三共は07年4月に子会社の第一三共ヘルスケアにゼファーマを吸収合併した。従って、第一三共のOTC薬は、旧三共、旧第一製薬、旧山之内製薬、旧藤沢薬品の4社のOTC薬事業の集合体にほかならない。これに武田薬品、エーザイのOTC薬が統合されれば、大手のOTC薬は完全に集約される。その規模も、OTC薬のガリバー、大正製薬に接近する。この可否の行方は想像を超えるが、OTC薬を取り巻く環境などを考えれば可能性...
新薬大手4社のなかで、OTC薬を事業として続けている企業は、武田薬品、第一三共、エーザイの3社だ。武田薬品は子会社の武田ヘルスケアで、第一三共は子会社の第一三共ヘルスケアで、エーザイは自社で展開している。アステラス製薬も05年度までは旧山之内製薬と旧藤沢薬品のOTC薬を統合したゼファーマで手がけていたが、06年4月にゼファーマを第一三共に売却した。第一三共は07年4月に子会社の第一三共ヘルスケアにゼファーマを吸収合併した。従って、第一三共のOTC薬は、旧三共、旧第一製薬、旧山之内製薬、旧藤沢薬品の4社のOTC薬事業の集合体にほかならない。これに武田薬品、エーザイのOTC薬が統合されれば、大手のOTC薬は完全に集約される。その規模も、OTC薬のガリバー、大正製薬に接近する。この可否の行方は想像を超えるが、OTC薬を取り巻く環境などを考えれば可能性は否
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