医薬経済オンライン

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漢方の常識・非常識

漢方の落とし穴

第1回

本間真人

2009年12月1日号

 ご存知だろうか。漢方薬(エキス剤)は、同じ名前でも、製薬メーカーが違えば中身は「同じではない」ということを。  例えば、葛根湯は7種類の生薬が配合されたものであるが、構成生薬や生薬の配合比率の違いで、医療用では5通りもの処方があり、20種類もの製品が販売されている。処方によっては葛根の配合が1日量として8.0グラムのものと4.0グラムのものがあったり、一般用エキス製剤では医療用の半量しか配合されていないものもある。  漢方薬の処方は「古典」に則っているものの、製薬会社によって基準とする古典が一様ではない。「葛根湯」の処方の出典は『傷寒論(しょうかんろん)』という古典であるが、その訳書が多く存在し、訳書によって処方が異なっているのである。  さらに、処方が同じでも、製薬  会社によって、調達する原料(生薬)の産地やエキス製剤の製造法が異なっているため...  ご存知だろうか。漢方薬(エキス剤)は、同じ名前でも、製薬メーカーが違えば中身は「同じではない」ということを。  例えば、葛根湯は7種類の生薬が配合されたものであるが、構成生薬や生薬の配合比率の違いで、医療用では5通りもの処方があり、20種類もの製品が販売されている。処方によっては葛根の配合が1日量として8.0グラムのものと4.0グラムのものがあったり、一般用エキス製剤では医療用の半量しか配合されていないものもある。  漢方薬の処方は「古典」に則っているものの、製薬会社によって基準とする古典が一様ではない。「葛根湯」の処方の出典は『傷寒論(しょうかんろん)』という古典であるが、その訳書が多く存在し、訳書によって処方が異なっているのである。  さらに、処方が同じでも、製薬  会社によって、調達する原料(生薬)の産地やエキス製剤の製造法が異なっているため、

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