医薬経済オンライン

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与党でも通せるか民主「倹約政治」

企業・団体献金は政策立案の「足枷」

2009年11月15日号

 民主党議員と倍以上の差がある。最も多い自民党の中山太郎前衆院議員と、最も少ない民主党の梅村聡参院議員を比べると、実に10倍もの開きがある。  この差の原因を調べてみると、意外と単純だ。  日本医師連盟から推薦を受けた自民党の西島英利参院議員の収支報告書を見てみよう。日医連からの献金だけで約2000万円にのぼる。地方医師連盟や日本精神病院政治連盟からの献金も含めると、5000万円以上の献金がある。  つまり西島氏は、日医連の代表として、あるいは、多額の献金を受けている支持・推薦団体のための政治活動を余儀なくされることになる。民主党と自民党の政治資金の大きな違いは、この支持・推薦団体からの献金、あるいはパーティー券の購入にある。  民主党議員はどうだろう。岡本充功衆院議員の資金源は、民主党の交付金約1000万円と個人献金が中心だ。個人献金は08年、1765万円を...  民主党議員と倍以上の差がある。最も多い自民党の中山太郎前衆院議員と、最も少ない民主党の梅村聡参院議員を比べると、実に10倍もの開きがある。  この差の原因を調べてみると、意外と単純だ。  日本医師連盟から推薦を受けた自民党の西島英利参院議員の収支報告書を見てみよう。日医連からの献金だけで約2000万円にのぼる。地方医師連盟や日本精神病院政治連盟からの献金も含めると、5000万円以上の献金がある。  つまり西島氏は、日医連の代表として、あるいは、多額の献金を受けている支持・推薦団体のための政治活動を余儀なくされることになる。民主党と自民党の政治資金の大きな違いは、この支持・推薦団体からの献金、あるいはパーティー券の購入にある。  民主党議員はどうだろう。岡本充功衆院議員の資金源は、民主党の交付金約1000万円と個人献金が中心だ。個人献金は08年、1765万円を集

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