霞が関人物録
官僚を輩出する県立の桐蔭と向陽、星林
7 和歌山県
2009年11月1日号
関西経済圏に近い人口101万人の和歌山県。中央官僚を輩出している主要な高校は、和歌山市の県立高校の桐蔭(旧制和歌山中学)と向陽(旧制海草中学)、星林で、いずれも地名が付かない。 和歌山県からは、最近では、2人の事務次官が出ている。向陽高出身で90年から3年間、法務省事務次官を務めた根来泰周氏(京大法卒、56年法務省入省、写真右)と、在任期間は6ヵ月と短かったものの、星林高出身で97年から大蔵省事務次官を務めた小村武氏(東大法卒、63年大蔵省入省、上段写真左)だ。3人目となったのが、今年7月に国土交通省事務次官に就任した谷口博昭氏(東工大卒、72年建設省入省、写真)だ。桐蔭高の出身で、伝統の3校が揃って事務次官を出すことになった。 道路局長、技監を経てトップの座を射止めたものの、八ッ場ダムの建設中止問題や高速道路の無料化、日本航空の再建問題など、民主党政権...
関西経済圏に近い人口101万人の和歌山県。中央官僚を輩出している主要な高校は、和歌山市の県立高校の桐蔭(旧制和歌山中学)と向陽(旧制海草中学)、星林で、いずれも地名が付かない。 和歌山県からは、最近では、2人の事務次官が出ている。向陽高出身で90年から3年間、法務省事務次官を務めた根来泰周氏(京大法卒、56年法務省入省、写真右)と、在任期間は6ヵ月と短かったものの、星林高出身で97年から大蔵省事務次官を務めた小村武氏(東大法卒、63年大蔵省入省、上段写真左)だ。3人目となったのが、今年7月に国土交通省事務次官に就任した谷口博昭氏(東工大卒、72年建設省入省、写真)だ。桐蔭高の出身で、伝統の3校が揃って事務次官を出すことになった。 道路局長、技監を経てトップの座を射止めたものの、八ッ場ダムの建設中止問題や高速道路の無料化、日本航空の再建問題など、民主党政権下
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