OBSERVER
高橋希人・株式会社ロータス代表取締役社長
2009年10月15日号
責任感の種類が変わった 大型品の特許切れが相次ぐ「10年問題」を目前に控え、製薬企業は新薬のシーズ探しに躍起になっている。大企業はベンチャーから、シーズだけでなく会社ごと買収することも珍しくなくなった。企業にとってベンチャーは、シーズの供給先という印象がさらに強くなってきている。前万有製薬副社長で研究開発本部長だった高橋希人氏は、従業員数わずか9人のベンチャー「LOTUS」(ロータス)の社長に9月就任した。——どういう会社ですか。高橋 基本的には創薬系ベンチャーの部類に入る。研究所やベンチャーが持つシーズを探し出し、製薬企業に導出する仲介業を行っている。当社の会長が中国出身なので、中国に大きなネットワークがあり、中国系企業への導出が見込めることが特長と言える。——開発だけを手懸けるのですか。高橋 開発のみで、自社の研究所も持っていない。いろんな...
責任感の種類が変わった 大型品の特許切れが相次ぐ「10年問題」を目前に控え、製薬企業は新薬のシーズ探しに躍起になっている。大企業はベンチャーから、シーズだけでなく会社ごと買収することも珍しくなくなった。企業にとってベンチャーは、シーズの供給先という印象がさらに強くなってきている。前万有製薬副社長で研究開発本部長だった高橋希人氏は、従業員数わずか9人のベンチャー「LOTUS」(ロータス)の社長に9月就任した。——どういう会社ですか。高橋 基本的には創薬系ベンチャーの部類に入る。研究所やベンチャーが持つシーズを探し出し、製薬企業に導出する仲介業を行っている。当社の会長が中国出身なので、中国に大きなネットワークがあり、中国系企業への導出が見込めることが特長と言える。——開発だけを手懸けるのですか。高橋 開発のみで、自社の研究所も持っていない。いろんな経由
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