医薬経済オンライン

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再編の成果検証

抗体医薬トップの座を確保

第6回 中外製薬

2009年10月15日号

 中外製薬は02年10月にスイス・ロシュの傘下に入ると同時に、日本ロシュと合併した。準大手で外資系傘下にあった企業は、84年に米メルク傘下に入った万有製薬があるが、再編がクローズアップされてからでは初めてのクロスボーダーの再編となった。ロシュ傘下入りは01年12月に発表され、日本ロシュ統合に備えて02年9月までに、中外診断科学の富士レビオへの売却、米子会社ジェン・プローブ社の独立分離など、戦線の整理を行い新生中外としてスタートを切った。さらに04年12月にはOTC薬事業をライオンに譲渡し、医療用医薬品に特化する体制にした。  中外製薬は02年10月にスイス・ロシュの傘下に入ると同時に、日本ロシュと合併した。準大手で外資系傘下にあった企業は、84年に米メルク傘下に入った万有製薬があるが、再編がクローズアップされてからでは初めてのクロスボーダーの再編となった。ロシュ傘下入りは01年12月に発表され、日本ロシュ統合に備えて02年9月までに、中外診断科学の富士レビオへの売却、米子会社ジェン・プローブ社の独立分離など、戦線の整理を行い新生中外としてスタートを切った。さらに04年12月にはOTC薬事業をライオンに譲渡し、医療用医薬品に特化する体制にした。

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