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interview

淺川一雄・ノバルティスファーマオンコロジー事業部長

㈱薬新 井高恭彦

2009年10月15日号

エベロリムスで固形がんに本格進出 02年の設立以来、毎年2ケタ成長を続けるノバルティスファーマのオンコロジー事業部。10年はさらに大きく飛躍しそうだ。腎細胞がんの適応で申請中の「エベロリムス」(一般名)の承認が見込まれ、それを機に固形がん領域に本格的に踏み込む。また、慢性骨髄性白血病(CML)治療薬「タシグナ」を第一選択薬として開発する国際共同治験(第3相)の中間結果が公表される見通しだ。淺川一雄事業部長に、現状と今後を聞いた。——事業部設立以来、快進撃が続いています。08年決算で、グローバルでの売上高を領域別で見ると、オンコロジーが31.2%(82億1100万ドル)となり、循環器・代謝(81億8300万ドル)を抜いてトップになりました。淺川 パイプも豊富で、毎年、新薬を最低1つ出し、適応拡大もしていって、日本でも毎年2ケタ成長を続けてきた。02年の事業部設立当時と... エベロリムスで固形がんに本格進出 02年の設立以来、毎年2ケタ成長を続けるノバルティスファーマのオンコロジー事業部。10年はさらに大きく飛躍しそうだ。腎細胞がんの適応で申請中の「エベロリムス」(一般名)の承認が見込まれ、それを機に固形がん領域に本格的に踏み込む。また、慢性骨髄性白血病(CML)治療薬「タシグナ」を第一選択薬として開発する国際共同治験(第3相)の中間結果が公表される見通しだ。淺川一雄事業部長に、現状と今後を聞いた。——事業部設立以来、快進撃が続いています。08年決算で、グローバルでの売上高を領域別で見ると、オンコロジーが31.2%(82億1100万ドル)となり、循環器・代謝(81億8300万ドル)を抜いてトップになりました。淺川 パイプも豊富で、毎年、新薬を最低1つ出し、適応拡大もしていって、日本でも毎年2ケタ成長を続けてきた。02年の事業部設立当時と比べ

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