医薬経済オンライン

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凪状態の日薬「次期会長」選

乱立から一転、対抗馬皆無から噂されるのは

2009年10月1日号

 日本薬剤師会トップの座は、いつの間にか薬剤師の誰もが羨む地位になったようだ。医薬分業率が60%を超え、調剤金額も5兆円を突破することが確実視されるなか、日薬会長の言動は関係者が注目するポジションになったこともある。  その日薬会長を選出する幹部選挙が来年2月に実施される。半年を切ったこの時期は、トップを窺う動きが活発化するのが、ここ数年の状況だ。それぞれの候補の陣営が、投票権を持つ代議員にアピールを展開し始める時期である。  ところが、今回は、まったく〝凪〟の状態。児玉孝現会長に対抗する候補は見当たらない。  とはいえ、会内の児玉会長に対する評価が高いわけでもない。「ヒトの話を聞かない」、「独断先行」といった評判は相変わらずで、薬事法改正でも、OTC薬の郵便販売に関してミソがついた。にもかかわらず、対抗馬が出現しない不思議な空気が日薬内には...  日本薬剤師会トップの座は、いつの間にか薬剤師の誰もが羨む地位になったようだ。医薬分業率が60%を超え、調剤金額も5兆円を突破することが確実視されるなか、日薬会長の言動は関係者が注目するポジションになったこともある。  その日薬会長を選出する幹部選挙が来年2月に実施される。半年を切ったこの時期は、トップを窺う動きが活発化するのが、ここ数年の状況だ。それぞれの候補の陣営が、投票権を持つ代議員にアピールを展開し始める時期である。  ところが、今回は、まったく〝凪〟の状態。児玉孝現会長に対抗する候補は見当たらない。  とはいえ、会内の児玉会長に対する評価が高いわけでもない。「ヒトの話を聞かない」、「独断先行」といった評判は相変わらずで、薬事法改正でも、OTC薬の郵便販売に関してミソがついた。にもかかわらず、対抗馬が出現しない不思議な空気が日薬内には漂う

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