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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年年4月)

処方割合に大きな変化なし

2009年10月1日号

 厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、09年4月の後発品処方割合は全体で金額ベースが6.4%、数量ベースで18.3%と前月に比べそれぞれ0.1、0.3ポイントの上昇とほとんど変化を見せていない。後発品調剤率(全処方せん受付回数に対する後発品と調剤した処方せん受付回数の割合)をみると、4月は42.8%と前月に比べ0.3ポイント、過去最高09年1月44.9%からは2.1ポイントのマイナスで、この点の改善が後発品処方伸展への大きなカギを握っていると言える。 さて、09年4月の後発品処方割合を薬効別にみれば、ビタミン剤が44.7%(09年3月44.6%)の断トツで、以下、呼吸器官用薬14.0%(14.2%)、消化器官用薬10.2%(10.1%)と続く。その他の薬効で09年に入り、唯一化学療法剤が上昇カーブを描いている。しかし、07年、08年と比較すれば減少傾向にある。一方、薬効小分類では、アムロジピン...  厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、09年4月の後発品処方割合は全体で金額ベースが6.4%、数量ベースで18.3%と前月に比べそれぞれ0.1、0.3ポイントの上昇とほとんど変化を見せていない。後発品調剤率(全処方せん受付回数に対する後発品と調剤した処方せん受付回数の割合)をみると、4月は42.8%と前月に比べ0.3ポイント、過去最高09年1月44.9%からは2.1ポイントのマイナスで、この点の改善が後発品処方伸展への大きなカギを握っていると言える。 さて、09年4月の後発品処方割合を薬効別にみれば、ビタミン剤が44.7%(09年3月44.6%)の断トツで、以下、呼吸器官用薬14.0%(14.2%)、消化器官用薬10.2%(10.1%)と続く。その他の薬効で09年に入り、唯一化学療法剤が上昇カーブを描いている。しかし、07年、08年と比較すれば減少傾向にある。一方、薬効小分類では、アムロジピンの寄

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