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話題の焦点

「深部体温保持の重要性」

2009年9月15日号

 北海道大雪山系への登山では、夏だというのに低体温症により8人もの命が奪われた。 通常37℃前後に保たれている体内温度が、35℃以下の低体温状態になると、判断力や意識レベルが低下、筋硬直や心室細動が起こり凍死する。 逆に、深部体温を1℃強上昇させると、心臓病や動脈硬化の改善に利用できる。通常の入浴では心臓に負担がかかるし、また、民間のサウナでは室温90℃にもなり、かえって危険だ。 そこで新方式「和温療法」の管理下で、室温60℃に調整した医療用サウナを使用する。15分入って30分安静・水分補給を1日1回、2〜4週間続ける。薬物療法との2群間比較で、明らかにより高い治療成績が得られている。 秋に入り涼しくなっても、どうもスッキリしないケースでは深部体温に問題あり。冷房、アイスにどっぷり浸りすぎ、体温低下で免疫系に異常を来たしている可能性が大きい。 (ヤットコ)  北海道大雪山系への登山では、夏だというのに低体温症により8人もの命が奪われた。 通常37℃前後に保たれている体内温度が、35℃以下の低体温状態になると、判断力や意識レベルが低下、筋硬直や心室細動が起こり凍死する。 逆に、深部体温を1℃強上昇させると、心臓病や動脈硬化の改善に利用できる。通常の入浴では心臓に負担がかかるし、また、民間のサウナでは室温90℃にもなり、かえって危険だ。 そこで新方式「和温療法」の管理下で、室温60℃に調整した医療用サウナを使用する。15分入って30分安静・水分補給を1日1回、2〜4週間続ける。薬物療法との2群間比較で、明らかにより高い治療成績が得られている。 秋に入り涼しくなっても、どうもスッキリしないケースでは深部体温に問題あり。冷房、アイスにどっぷり浸りすぎ、体温低下で免疫系に異常を来たしている可能性が大きい。 (ヤットコ)

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