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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年1〜3月)②

08年度市場規模35%増 血管拡張剤が3倍に

2009年9月15日号

 厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」では、08年度(08年4月〜09年3月)の後発品市場規模(内服薬)は、前年比35.7%増(06年度比約2倍)の1949億円で、先発品を含む市場合計3兆935億円(18.5%増)に対し6.3%(06年度5.2%、07年度5.5%)の処方割合だった。 後発品の市場規模を薬効小分類別にみると、消化性潰瘍用剤がトップで変動なく176億円、前年比43.1%増、市場占有率9.0%、以下高脂血症用剤が137億円(28.0%増、7.0%)、血管拡張剤133億円(216.7%増、6.8%)、糖尿病用剤92億円(61.4%増、4.7%)、血圧降下剤61億円(35.6%増、3.1%)と続き、これら上位5薬効で前年比60.2%増の599億円と市場全体の30.7%(07年度26%)を占める。 消化性潰瘍用剤の後発品市場の成分別構成を各社決算とその他資料から推定すれば、ファモチジンが約30億円(トップは沢井製薬の10億円)で、以下オ...  厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」では、08年度(08年4月〜09年3月)の後発品市場規模(内服薬)は、前年比35.7%増(06年度比約2倍)の1949億円で、先発品を含む市場合計3兆935億円(18.5%増)に対し6.3%(06年度5.2%、07年度5.5%)の処方割合だった。 後発品の市場規模を薬効小分類別にみると、消化性潰瘍用剤がトップで変動なく176億円、前年比43.1%増、市場占有率9.0%、以下高脂血症用剤が137億円(28.0%増、7.0%)、血管拡張剤133億円(216.7%増、6.8%)、糖尿病用剤92億円(61.4%増、4.7%)、血圧降下剤61億円(35.6%増、3.1%)と続き、これら上位5薬効で前年比60.2%増の599億円と市場全体の30.7%(07年度26%)を占める。 消化性潰瘍用剤の後発品市場の成分別構成を各社決算とその他資料から推定すれば、ファモチジンが約30億円(トップは沢井製薬の10億円)で、以下オメ

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