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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年1〜3月)①

08年度0.8ポイント増の6.3%

2009年9月1日号

 厚生労働省の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」によれば、08年度(08年4月〜09年3月)後発品(内服薬)の処方割合は薬剤料ベースで6.3%と06年度の5.2%、07年度の5.5%に比べ上昇は見られるものの、期待通りとは言えない。また、数量ベースでは06年度以降15.4%、16.1%と推移し、08年度は18.0%に達した。だが、この勢いでは政府目標の12年度30%のハードルは高すぎると結論付けられよう。 後発品調剤率(全受付回数に対する後発品を調剤した受付回数割合)は、06年度43.1%、07年度40.1%、08年度43.1%と伸びは遅くこの辺に問題がありそうだ。 後発品の処方割合を大薬効分類別にみると、ビタミン剤が44.6%(06年度42.6%、07年度43.4%)と最も高く、呼吸器官用薬14.2%(13.4%、13.2%)、消化器官用薬9.9%(7.9%、8.5%)、血液.体液用薬8.3%(7.9%、8.5%)と続く。一方、薬効...  厚生労働省の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」によれば、08年度(08年4月〜09年3月)後発品(内服薬)の処方割合は薬剤料ベースで6.3%と06年度の5.2%、07年度の5.5%に比べ上昇は見られるものの、期待通りとは言えない。また、数量ベースでは06年度以降15.4%、16.1%と推移し、08年度は18.0%に達した。だが、この勢いでは政府目標の12年度30%のハードルは高すぎると結論付けられよう。 後発品調剤率(全受付回数に対する後発品を調剤した受付回数割合)は、06年度43.1%、07年度40.1%、08年度43.1%と伸びは遅くこの辺に問題がありそうだ。 後発品の処方割合を大薬効分類別にみると、ビタミン剤が44.6%(06年度42.6%、07年度43.4%)と最も高く、呼吸器官用薬14.2%(13.4%、13.2%)、消化器官用薬9.9%(7.9%、8.5%)、血液.体液用薬8.3%(7.9%、8.5%)と続く。一方、薬効小分

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