自民厚労族「ドブ板」の日々
ボス格「丹羽氏」には厚労省からの刺客
2009年8月15日号
政権をかけた運命の衆院選まであと2週間。公示を前に各地で候補者同士の激闘が繰り広げられている。これまで〝顔〟で勝ってきた大物議員たちも「今回ばかりは危ない」と血相を変える。医療、介護など厚生労働行政に深く関わってきた自民党議員は、どうなるのか。「厚生労働族」と呼ばれる幹部議員を中心に情勢を追った。「丹羽先生の背中がどんどん大きく見えてきています」 厚労族の筆頭格、元厚相の丹羽雄哉(写真=茨城6区、当選10回)の11回連続当選に黄信号が灯る。手応えを口にするのは対抗馬の民主党新人、大泉博子。旧厚生省の元キャリア官僚で丹羽が厚相のときに課長だったこともある。元上司に反旗を翻した。左から原中、菅、大泉 一方で、「別の上司」には最大限の敬意を払う。過去に厚相を務めた民主党代表代行の菅直人だ。 民主党は、そうした因縁を、対立構図を煽るのに使った。7月30...
政権をかけた運命の衆院選まであと2週間。公示を前に各地で候補者同士の激闘が繰り広げられている。これまで〝顔〟で勝ってきた大物議員たちも「今回ばかりは危ない」と血相を変える。医療、介護など厚生労働行政に深く関わってきた自民党議員は、どうなるのか。「厚生労働族」と呼ばれる幹部議員を中心に情勢を追った。「丹羽先生の背中がどんどん大きく見えてきています」 厚労族の筆頭格、元厚相の丹羽雄哉(写真=茨城6区、当選10回)の11回連続当選に黄信号が灯る。手応えを口にするのは対抗馬の民主党新人、大泉博子。旧厚生省の元キャリア官僚で丹羽が厚相のときに課長だったこともある。元上司に反旗を翻した。左から原中、菅、大泉 一方で、「別の上司」には最大限の敬意を払う。過去に厚相を務めた民主党代表代行の菅直人だ。 民主党は、そうした因縁を、対立構図を煽るのに使った。7月30日
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