さらなる成長に向けどう動くか | 医薬経済オンライン

再編の成果検証

さらなる成長に向けどう動くか

第2回　第一三共

2009年8月15日号

　三共と第一製薬が経営統合し、第一三共として発足したのが、05年9月である。06年3月期が新会社の第1期、09年3月期は第4期になる。まだ実質的には3年半しか経過していない。　統合を前にした05年6月の三共の株主総会では、「三共の統合比率が不利だ」として、後に証取法違反で逮捕された村上ファンドの総帥、村上世彰氏が経営陣に噛みついて話題になった。こうした話題は、三共が経営統合を急いだという印象を与えたが、統合の成果は出ているのだろうか。　三共と第一製薬が経営統合し、第一三共として発足したのが、05年9月である。06年3月期が新会社の第1期、09年3月期は第4期になる。まだ実質的には3年半しか経過していない。　統合を前にした05年6月の三共の株主総会では、「三共の統合比率が不利だ」として、後に証取法違反で逮捕された村上ファンドの総帥、村上世彰氏が経営陣に噛みついて話題になった。こうした話題は、三共が経営統合を急いだという印象を与えたが、統合の成果は出ているのだろうか。

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