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薬価維持特例、「評価」でなく「理解」

製薬業界が恐れた〝豪腕?阿曽沼氏が医政局長に

2009年8月15日号

「局長を5回もやるとはなぁ」 7月24日に事務系として初めて厚生労働省医政局長に就任した阿曽沼慎司氏は、苦笑いしながら語った。省内で「改革派」「豪腕」などと言われる阿曽沼氏の手腕を買われてか、舛添要一厚労相から医政局長の任を命じられた。 戸惑いはあったのかとの問いには「個人として違和感はないが、公正中立な立場で職責を全うしたい」と、「何をするのか」と気を揉む医系技官を思いながらも、意欲を滲ませる。一方、「5度目だし、後は定年退職だから。35年前に医務局(現医政局)に配属されて、最後に戻ってくるのも巡り合わせかな」と事務次官への昇格を諦めたような物言いもする。 製薬業界、とくに古参の薬価担当者で阿曽沼氏は有名だ。96〜98年に経済課長を務め、業界にとっては悪夢の3年連続改定に関わった。厚労省幹部も「業界再編が必要、薬剤費を抑えろ。業界には厳しい人だよ... 「局長を5回もやるとはなぁ」 7月24日に事務系として初めて厚生労働省医政局長に就任した阿曽沼慎司氏は、苦笑いしながら語った。省内で「改革派」「豪腕」などと言われる阿曽沼氏の手腕を買われてか、舛添要一厚労相から医政局長の任を命じられた。 戸惑いはあったのかとの問いには「個人として違和感はないが、公正中立な立場で職責を全うしたい」と、「何をするのか」と気を揉む医系技官を思いながらも、意欲を滲ませる。一方、「5度目だし、後は定年退職だから。35年前に医務局(現医政局)に配属されて、最後に戻ってくるのも巡り合わせかな」と事務次官への昇格を諦めたような物言いもする。 製薬業界、とくに古参の薬価担当者で阿曽沼氏は有名だ。96〜98年に経済課長を務め、業界にとっては悪夢の3年連続改定に関わった。厚労省幹部も「業界再編が必要、薬剤費を抑えろ。業界には厳しい人だよね」

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