医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

患者会

NPO法人 全国パニック障害の会

2009年8月15日号

「同じ患者」だからわかる中村和男会長 電車やバスだけでない。美容院、歯医者から映画館、コンサート会場、そしてスーパーのレジ並びまで。さまざまな状況で、患者を「パニック発作」が襲う。激しい不安から動悸、息切れといった身体症状が突然現れる。 発作を繰り返すうちに、また起きるのではないかという強い不安(予期不安)が頭をかすめ、行動範囲がどんどん狭まってしまう。 パニック障害は、92年に世界保健機関(WHO)が国際疾病分類として認知して以降、ようやく日本でも理解が広まり出した。 30年以上、症状に悩まされ続け、確定診断は98年。しかし、それから約3年で病気を克服。01年に全国パニック障害の会を立ち上げた中村和男さんに聞いた。——中村さんの経験を聞かせてください。中村 初めて症状が出たのは、大学生の頃です。電車に乗っていたときに、何か動悸が激しくなって、車の... 「同じ患者」だからわかる中村和男会長 電車やバスだけでない。美容院、歯医者から映画館、コンサート会場、そしてスーパーのレジ並びまで。さまざまな状況で、患者を「パニック発作」が襲う。激しい不安から動悸、息切れといった身体症状が突然現れる。 発作を繰り返すうちに、また起きるのではないかという強い不安(予期不安)が頭をかすめ、行動範囲がどんどん狭まってしまう。 パニック障害は、92年に世界保健機関(WHO)が国際疾病分類として認知して以降、ようやく日本でも理解が広まり出した。 30年以上、症状に悩まされ続け、確定診断は98年。しかし、それから約3年で病気を克服。01年に全国パニック障害の会を立ち上げた中村和男さんに聞いた。——中村さんの経験を聞かせてください。中村 初めて症状が出たのは、大学生の頃です。電車に乗っていたときに、何か動悸が激しくなって、車の運

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence