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急成長より「中身の充実」

日本BI、課題はコスト意識醸成と組織の強化

2009年8月1日号

「これまではシナリオ通り」  日本ベーリンガーインゲルハイム(BI)の神田高志・代表取締役医薬事業統括(写真)は、事業展開についてこう胸を張る。  同社は、過去5年間の国内医薬品市場を上回る成長率を示してきた。08年の売上高は前年比4.1%増の1647億円(薬価ベース)。5年前の03年に比べ倍増している。立役者は、高血圧症治療薬「ミカルディス」、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「スピリーバ」、パーキンソン病治療薬「ビ・シフロール」。独BIがグローバル展開する3製品だ。  国内上市の成功や、その後の営業努力も看過できないが、グローバル市場に倣い、これら3製品の製品力を持ってすれば、まさに「シナリオ通り」の結果だったとも言える。  今後5年間、14年までの中長期的なスパンで見ても、日本BIの成長戦略の基盤はミカルディス、スピリーバ、ビ・シフロールに変わりはな... 「これまではシナリオ通り」  日本ベーリンガーインゲルハイム(BI)の神田高志・代表取締役医薬事業統括(写真)は、事業展開についてこう胸を張る。  同社は、過去5年間の国内医薬品市場を上回る成長率を示してきた。08年の売上高は前年比4.1%増の1647億円(薬価ベース)。5年前の03年に比べ倍増している。立役者は、高血圧症治療薬「ミカルディス」、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「スピリーバ」、パーキンソン病治療薬「ビ・シフロール」。独BIがグローバル展開する3製品だ。  国内上市の成功や、その後の営業努力も看過できないが、グローバル市場に倣い、これら3製品の製品力を持ってすれば、まさに「シナリオ通り」の結果だったとも言える。  今後5年間、14年までの中長期的なスパンで見ても、日本BIの成長戦略の基盤はミカルディス、スピリーバ、ビ・シフロールに変わりはない。

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