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後発医薬品処方実態(08年12月)①

血管拡張剤の後発品 処方割合9.5%へ上昇

2009年8月1日号

 08年12月の後発医薬品処方割合は、数量ベースで18.3%(08年10月18.2%、11月18.2%)、金額ベースで6.5%(6.4%、6.5%)と、最近の動きは極めて緩慢である。また、調剤率(全処方せん枚数に対する後発品を調剤した処方せん枚数)も44.5%(43.5%、43.9%)と、前月に対して、わずか0.6ポイントの上昇にしか過ぎなかった。 薬効小分類別にみれば、血管拡張剤が9.5%(8.8%、9.3%)と、前月よりも0.2ポイント上昇し、10%の大台を目前にしているのが目に付く程度だ。08年9月に処方割合でトップに立ってから、その座を揺るぎないものにしている。そのほかでは、6.1%(5.8%、5.9%)の解熱鎮痛消炎剤、3.1%(2.2%、2.8%)の抗ウイルス剤が上昇傾向を示し、逆に先発品の巻き返しによって高脂血症治療剤が8〜9月の6.8%、10〜11月の6.7%から6.6%へダウンしている。 ところで、厚生労働省は7月...  08年12月の後発医薬品処方割合は、数量ベースで18.3%(08年10月18.2%、11月18.2%)、金額ベースで6.5%(6.4%、6.5%)と、最近の動きは極めて緩慢である。また、調剤率(全処方せん枚数に対する後発品を調剤した処方せん枚数)も44.5%(43.5%、43.9%)と、前月に対して、わずか0.6ポイントの上昇にしか過ぎなかった。 薬効小分類別にみれば、血管拡張剤が9.5%(8.8%、9.3%)と、前月よりも0.2ポイント上昇し、10%の大台を目前にしているのが目に付く程度だ。08年9月に処方割合でトップに立ってから、その座を揺るぎないものにしている。そのほかでは、6.1%(5.8%、5.9%)の解熱鎮痛消炎剤、3.1%(2.2%、2.8%)の抗ウイルス剤が上昇傾向を示し、逆に先発品の巻き返しによって高脂血症治療剤が8〜9月の6.8%、10〜11月の6.7%から6.6%へダウンしている。 ところで、厚生労働省は7月1日

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