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期待高まる第3の抗ウイルス薬

富山化学の「T-705」、必要な行政の量産支援

2009年7月15日号

 新型インフルエンザ(インフルエンザA)は初感染の報告から2ヵ月余りで、世界73ヵ国で2万5000人強の感染者を出し、死者は139人に達した。一方、今年3月末までの鳥インフルエンザ(H5N1)の感染者総数は413人、うち死亡者は256人で致死率は62%。09年に限れば感染者は18人で、うち死亡者は6人となっている。  インフルエンザAがWHO(世界保健機構)から報告されたのが4月25日だが、報道ではメキシコ政府がWHOに報告を行ったのは4月16日という。現在では南半球のチリで感染が拡大しており、北半球では秋以降の再流行が懸念されている。すでにブタ→ヒトからヒト→ヒト、そしてヒト→ブタへの交差感染も確認されている。現状では、死亡者は限定的で、症状も重症化の頻度が低いことから毒性は低いとされ、一部で楽観論が出ている。だが、インフルエンザAがいつ強毒性を獲得しても...  新型インフルエンザ(インフルエンザA)は初感染の報告から2ヵ月余りで、世界73ヵ国で2万5000人強の感染者を出し、死者は139人に達した。一方、今年3月末までの鳥インフルエンザ(H5N1)の感染者総数は413人、うち死亡者は256人で致死率は62%。09年に限れば感染者は18人で、うち死亡者は6人となっている。  インフルエンザAがWHO(世界保健機構)から報告されたのが4月25日だが、報道ではメキシコ政府がWHOに報告を行ったのは4月16日という。現在では南半球のチリで感染が拡大しており、北半球では秋以降の再流行が懸念されている。すでにブタ→ヒトからヒト→ヒト、そしてヒト→ブタへの交差感染も確認されている。現状では、死亡者は限定的で、症状も重症化の頻度が低いことから毒性は低いとされ、一部で楽観論が出ている。だが、インフルエンザAがいつ強毒性を獲得しても不

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