医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

まだまだ拡大する大麻汚染

取締側の縦割り行政の弊害

2009年7月15日号

 日本の大麻汚染が深刻だ。  08年8月、大相撲の幕内力士・若ノ鵬が大麻入りのタバコの所持で警視庁に逮捕されるという前代未聞の事態が発生。これを受けて日本相撲協会が行った抜き打ち尿検査で、幕内の露鵬、十両の白露山が大麻陽性反応となり解雇、09年1月には十両の若麒麟が大麻所持の現行犯で逮捕され、角界から引退した。  一方、角界以外でも、08年にプロテニス選手の宮尾祥慈が乾燥大麻所持で逮捕。芸能界では、08年に俳優・加勢大周が自宅で大麻を栽培・吸引していたとして逮捕され、今年4月には俳優・中村雅俊の長男で俳優の中村俊太が乾燥大麻所持で逮捕された。そのほか、法政大、早稲田大、慶応大、京大、関西大、東京理科大など名立たる大学で、大麻関連の逮捕者が続出した。  警察庁が発表している大麻取締法違反による検挙者数は、08年に2778人(暫定値)となり、同統計が始まった19...  日本の大麻汚染が深刻だ。  08年8月、大相撲の幕内力士・若ノ鵬が大麻入りのタバコの所持で警視庁に逮捕されるという前代未聞の事態が発生。これを受けて日本相撲協会が行った抜き打ち尿検査で、幕内の露鵬、十両の白露山が大麻陽性反応となり解雇、09年1月には十両の若麒麟が大麻所持の現行犯で逮捕され、角界から引退した。  一方、角界以外でも、08年にプロテニス選手の宮尾祥慈が乾燥大麻所持で逮捕。芸能界では、08年に俳優・加勢大周が自宅で大麻を栽培・吸引していたとして逮捕され、今年4月には俳優・中村雅俊の長男で俳優の中村俊太が乾燥大麻所持で逮捕された。そのほか、法政大、早稲田大、慶応大、京大、関西大、東京理科大など名立たる大学で、大麻関連の逮捕者が続出した。  警察庁が発表している大麻取締法違反による検挙者数は、08年に2778人(暫定値)となり、同統計が始まった1956

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence