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関西で溜る中央統治批判のマグマ

大阪は地方分権の先鞭づくりに活用?

2009年7月15日号

 それにしても、衆院の解散総選挙はいつ行われるのだろうか。本号の発売時にはすでに決まっている可能性もあるが、単に政権が交代するかどうかだけの問題ではなく、その姿、つまり民主党政権か、連立か、あるいは選挙後に起こる政界再編でもそれぞれ影響が違う。とくに社会保障制度に関しては、そうした政権や政界の形が微妙に、社会保障費の動向を左右する。  医療関連産業では、とくに介護を含めて社会保障関連の「投資的資金準備」の積極性に期待が強い側は気が気ではない。介護現場の人手不足解消、医師不足解消への医療費拡大など、小泉改革からの解放に対する期待は過大とも言えるほどだ。  こうした政局の動きの6月末までのキーワードは「地方」だった。地方分権を旗印に掲げる著名な地方首長が、地方分権をキーにさまざまな「要求」を発信し、宮崎県の東国原英夫知事の大胆な発言は、自民党...  それにしても、衆院の解散総選挙はいつ行われるのだろうか。本号の発売時にはすでに決まっている可能性もあるが、単に政権が交代するかどうかだけの問題ではなく、その姿、つまり民主党政権か、連立か、あるいは選挙後に起こる政界再編でもそれぞれ影響が違う。とくに社会保障制度に関しては、そうした政権や政界の形が微妙に、社会保障費の動向を左右する。  医療関連産業では、とくに介護を含めて社会保障関連の「投資的資金準備」の積極性に期待が強い側は気が気ではない。介護現場の人手不足解消、医師不足解消への医療費拡大など、小泉改革からの解放に対する期待は過大とも言えるほどだ。  こうした政局の動きの6月末までのキーワードは「地方」だった。地方分権を旗印に掲げる著名な地方首長が、地方分権をキーにさまざまな「要求」を発信し、宮崎県の東国原英夫知事の大胆な発言は、自民党その

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