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interview

明治大学大学院グローバルビジネス研究科教授・上原征彦

(株)薬新 井高恭彦

2009年7月15日号

流通改善は〝世界標準〟めざせ 厚生労働省が公表した08年度の価格妥結状況調査結果に対する評価は辛口が多い。未妥結・仮納入の是正で焦点となっていた3月取引分の妥結率は医療機関・薬局の合計で、98%まで上がったが、反面、卸の決算数値は軒並み悪化し、惨憺たる有様。売差(販売価格と仕切価の差)マイナスの改善からは程遠い。総価取引も、一部除外品があるケースを除けば減ったように見えるが、合わせればこれまでと大差はない。しかし、結果発表のあった流通改善懇談会で、上原征彦委員(明治大学大学院教授)は「よく、ここまでできた」と言い切った。その真意と、今後の課題を聞いた。——厚労省が音頭を取って進めている医療用医薬品の流通改善をどう捉えていますか。上原 まず言いたいのは普通の商品なら価格が決まらないと、商品は流れない。だから交渉に非常に緊張感がある。価格の妥結と商... 流通改善は〝世界標準〟めざせ 厚生労働省が公表した08年度の価格妥結状況調査結果に対する評価は辛口が多い。未妥結・仮納入の是正で焦点となっていた3月取引分の妥結率は医療機関・薬局の合計で、98%まで上がったが、反面、卸の決算数値は軒並み悪化し、惨憺たる有様。売差(販売価格と仕切価の差)マイナスの改善からは程遠い。総価取引も、一部除外品があるケースを除けば減ったように見えるが、合わせればこれまでと大差はない。しかし、結果発表のあった流通改善懇談会で、上原征彦委員(明治大学大学院教授)は「よく、ここまでできた」と言い切った。その真意と、今後の課題を聞いた。——厚労省が音頭を取って進めている医療用医薬品の流通改善をどう捉えていますか。上原 まず言いたいのは普通の商品なら価格が決まらないと、商品は流れない。だから交渉に非常に緊張感がある。価格の妥結と商品

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