薬剤経済学
高額薬剤の給付管理
第14回 バイオテック製剤の研究開発費
2009年7月1日号
バイオテック製剤が新薬の半分を占める状況が近いと観測されるのに、その研究開発の状況はほとんど明らかでない。開発費は高い価格の要素なのか、製薬会社の機密データを元に新薬研究開発費動向を長く追跡してきたタフツ大学タフツ医薬品開発研究センター(CSDD)のJ.A.ディマーシとデューク大学のH.G.グラボースキーが「バイオファーマシューティカルR&D費用:バイオテックは違うか?」と端的に問いかけた。2007年に発表された先駆的な研究だ(マネイジリアル&ディシジョン・エコノミクス2007年6〜8月)。 遺伝子組換えによる治療用プロテインとモノクローナル抗体のみ、分析された費用データは、企業数4、開発に成功した製品数17、うち14までが1社に集中している。製剤研究開発の状況、前臨床から臨床研究の各フェーズ、承認までの流れについては包括的なCSDDデータベースから500を超す成分が...
バイオテック製剤が新薬の半分を占める状況が近いと観測されるのに、その研究開発の状況はほとんど明らかでない。開発費は高い価格の要素なのか、製薬会社の機密データを元に新薬研究開発費動向を長く追跡してきたタフツ大学タフツ医薬品開発研究センター(CSDD)のJ.A.ディマーシとデューク大学のH.G.グラボースキーが「バイオファーマシューティカルR&D費用:バイオテックは違うか?」と端的に問いかけた。2007年に発表された先駆的な研究だ(マネイジリアル&ディシジョン・エコノミクス2007年6〜8月)。 遺伝子組換えによる治療用プロテインとモノクローナル抗体のみ、分析された費用データは、企業数4、開発に成功した製品数17、うち14までが1社に集中している。製剤研究開発の状況、前臨床から臨床研究の各フェーズ、承認までの流れについては包括的なCSDDデータベースから500を超す成分が分析
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