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interview

中村直隆・中外製薬取締役常務執行役員営業本部長

2009年7月1日号

 生産性、指導役がカギ握る 中外製薬は12年までに利益率、MRの生産性、国内売上高シェアを上位3位に引き上げる中期経営目標を掲げている。親会社のスイス・ロシュからの導入品で、著しい成長を示す抗がん剤「アバスチン」や、自社開発品の抗体薬「アクテムラ」などが原動力。一方、伸びシロの大きい抗がん剤は、革新的医薬品である反面、一層の適正使用が求められている。また、主力品の「エポジン」の市場防衛も課題に上がる。中村直隆・取締役常務執行役員営業本部長に、今後の事業展開について聞いた。——エポジンの市場防衛を09年の課題に上げている。中村 発売して19年のエポジンの歴史はすごく重要で、中外の強みとなる。これまで築いてきた安全性、有効性を考えると、バイオ後続品や、協和発酵キリンの「ネスプ」といった新しい製品が参入しても、(医師が)変更することはあまりないだろ...  生産性、指導役がカギ握る 中外製薬は12年までに利益率、MRの生産性、国内売上高シェアを上位3位に引き上げる中期経営目標を掲げている。親会社のスイス・ロシュからの導入品で、著しい成長を示す抗がん剤「アバスチン」や、自社開発品の抗体薬「アクテムラ」などが原動力。一方、伸びシロの大きい抗がん剤は、革新的医薬品である反面、一層の適正使用が求められている。また、主力品の「エポジン」の市場防衛も課題に上がる。中村直隆・取締役常務執行役員営業本部長に、今後の事業展開について聞いた。——エポジンの市場防衛を09年の課題に上げている。中村 発売して19年のエポジンの歴史はすごく重要で、中外の強みとなる。これまで築いてきた安全性、有効性を考えると、バイオ後続品や、協和発酵キリンの「ネスプ」といった新しい製品が参入しても、(医師が)変更することはあまりないだろう

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