業界尽言
新薬価制度論議に見る危機感
第46回 ドラッグラグ解消を絡めるな
薬事評論家 香澄 汐
2009年6月15日号
国際的に見た日本の医薬品市場の魅力の低下が著しい。ICH(日米欧医薬品規制調和国際会議)がスタートした90年代初めには、日本は世界市場の25%を占めていたが、今や見る影もない。総医療費抑制の名の下に繰り返された薬価の引き下げは、総医療費が着実に延びるなかで、薬剤費や薬剤比率の削減こそが本当の目的だったと、歴史が証明している。
国際的に見た日本の医薬品市場の魅力の低下が著しい。ICH(日米欧医薬品規制調和国際会議)がスタートした90年代初めには、日本は世界市場の25%を占めていたが、今や見る影もない。総医療費抑制の名の下に繰り返された薬価の引き下げは、総医療費が着実に延びるなかで、薬剤費や薬剤比率の削減こそが本当の目的だったと、歴史が証明している。
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