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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(08年10月)

糖尿病用剤と血管拡張剤の処方伸展

2009年6月15日号

 厚生労働省が5月14日の中央社会保険医療協議会・DPC評価分科会に報告した、DPC対象病院と準備病院1559施設の08年度後発品比率は、金額ベースで7.4%と、一般に言われている数値より若干高めだ。 これは、DPC対象病院となった06年4月から、基本的に後発品のある先発品はすべて後発品に切り換え、09年2月時点で数量ベース35.3%、08年3月の金額ベース37.1%を記録している岡山中央病院のようなケースが後押ししている。また、広島県呉市のように、薬を処方された国保加入者に対し、後発品に切り替えることで減る自己負担額を記載した「差額通知」を送付し後発品の利用を促す市町村が増えているという。 しかし一方で、大手調剤薬局では先発メーカーの攻勢の激化に伴い、変更不可の処方せんが増えてきている。さらに、後発品の処方に対して消極的な調剤薬局が依然としてかなり存在する。 こう...  厚生労働省が5月14日の中央社会保険医療協議会・DPC評価分科会に報告した、DPC対象病院と準備病院1559施設の08年度後発品比率は、金額ベースで7.4%と、一般に言われている数値より若干高めだ。 これは、DPC対象病院となった06年4月から、基本的に後発品のある先発品はすべて後発品に切り換え、09年2月時点で数量ベース35.3%、08年3月の金額ベース37.1%を記録している岡山中央病院のようなケースが後押ししている。また、広島県呉市のように、薬を処方された国保加入者に対し、後発品に切り替えることで減る自己負担額を記載した「差額通知」を送付し後発品の利用を促す市町村が増えているという。 しかし一方で、大手調剤薬局では先発メーカーの攻勢の激化に伴い、変更不可の処方せんが増えてきている。さらに、後発品の処方に対して消極的な調剤薬局が依然としてかなり存在する。 こうし

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