医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

患者会

日本に「サルコーマセンターを設立する会」

2009年6月15日号

「バラバラ」では救われない吉野ゆりえ代表「サルコーマ」と聞いても、意味がすぐにわかる人が、どれだけいるだろうか。一般的な認知度はかなり低い。 英語のサルコーマは、日本語では「肉腫」と呼ばれる。骨や神経、脂肪、血管、筋肉などに発生する「がん」の一種。大人のがんの1%ほどでしかない。 ただでさえ希少なうえに、肉腫には50もの種類があり、発症割合はそれぞれ10万人に1人から1000万人に1人などと言われる。肉腫の研究はなかなか進まず、有効な治療法も確立されていない。ゆえに、世界的に「忘れられたがん」と呼ばれている。「なんとかしなくちゃ」 そういう思いから、行動を起こしたのが、元ミス日本で、競技ダンスのプロとしても世界的に活躍した吉野ゆりえさんだ。 今年2月、肉腫の治療拠点をつくろうと「日本に『サルコーマセンターを設立する会』」を立ち上げた。5度も手術を経験... 「バラバラ」では救われない吉野ゆりえ代表「サルコーマ」と聞いても、意味がすぐにわかる人が、どれだけいるだろうか。一般的な認知度はかなり低い。 英語のサルコーマは、日本語では「肉腫」と呼ばれる。骨や神経、脂肪、血管、筋肉などに発生する「がん」の一種。大人のがんの1%ほどでしかない。 ただでさえ希少なうえに、肉腫には50もの種類があり、発症割合はそれぞれ10万人に1人から1000万人に1人などと言われる。肉腫の研究はなかなか進まず、有効な治療法も確立されていない。ゆえに、世界的に「忘れられたがん」と呼ばれている。「なんとかしなくちゃ」 そういう思いから、行動を起こしたのが、元ミス日本で、競技ダンスのプロとしても世界的に活躍した吉野ゆりえさんだ。 今年2月、肉腫の治療拠点をつくろうと「日本に『サルコーマセンターを設立する会』」を立ち上げた。5度も手術を経験し

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence