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DPC環境下の医療産業戦略

DPC別コストベンチマーク

第2回 狭心症検査入院

グローバルヘルス・コンサルティング会長 国際医療経済学者 アキよしかわ

2009年6月1日号

 今回は、狭心症の検査入院(050050xx9910xx)について考察する。図1は、Q病院における狭心症検査入院での収入とコストを異なる在院日数ごとに示したものだ。濃い色の棒グラフが出来高での収入、薄い棒グラフがDPCでの収入、そして斜線の棒グラフがコストマトリックスによって推計されたコストである。 まずは上段を見てほしい。出来高からDPCへの移行によって2日のパスでは大きな減収になることを知り、驚愕したQ病院の院長は企画課長に、DPC分析ツールを使って在院日数ごとに収入の増減を調査し、数日後の経営会議で「戦略的なパス」を提唱するように指示した。Q病院では、この時点ではコスト分析を行っておらず、企画室長が情報として使えるのは、上段にある出来高収入とDPC収入の2つだけだった。企画課長は増減収という観点から、5日のパスを雛形として提案した。 言うまでも...  今回は、狭心症の検査入院(050050xx9910xx)について考察する。図1は、Q病院における狭心症検査入院での収入とコストを異なる在院日数ごとに示したものだ。濃い色の棒グラフが出来高での収入、薄い棒グラフがDPCでの収入、そして斜線の棒グラフがコストマトリックスによって推計されたコストである。 まずは上段を見てほしい。出来高からDPCへの移行によって2日のパスでは大きな減収になることを知り、驚愕したQ病院の院長は企画課長に、DPC分析ツールを使って在院日数ごとに収入の増減を調査し、数日後の経営会議で「戦略的なパス」を提唱するように指示した。Q病院では、この時点ではコスト分析を行っておらず、企画室長が情報として使えるのは、上段にある出来高収入とDPC収入の2つだけだった。企画課長は増減収という観点から、5日のパスを雛形として提案した。 言うまでもなく

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