製薬企業09年3月期決算の読み方
決算数字に至る過程で評価を(下)
2009年5月1日号
最近、製薬企業間の決算格差は拡大傾向にある。わが国の医療制度のなかでは、本来的には医薬品市場の動向が与える影響は、製薬企業個々で大きく違うものではない。違いを生み出す要因は、薬価改定や新薬の有無など製品力の差だが、これとて大きな差を生み出すほどのものではない。
にもかかわらず、決算格差は拡大し、同一企業の決算も期ごとに激しく変動することが多くなってきた。現実に08年3月期の実績をみても、売上高の増減で2割近い違いがあり、営業利益となると5割増から赤字転落までの差がみられた。これは業績変動要因が増えてきているからにほかならない。09年3月期決算ではさらに格差は拡大し、また変動も激しさを増している可能性が大きい。
最近、製薬企業間の決算格差は拡大傾向にある。わが国の医療制度のなかでは、本来的には医薬品市場の動向が与える影響は、製薬企業個々で大きく違うものではない。違いを生み出す要因は、薬価改定や新薬の有無など製品力の差だが、これとて大きな差を生み出すほどのものではない。
にもかかわらず、決算格差は拡大し、同一企業の決算も期ごとに激しく変動することが多くなってきた。現実に08年3月期の実績をみても、売上高の増減で2割近い違いがあり、営業利益となると5割増から赤字転落までの差がみられた。これは業績変動要因が増えてきているからにほかならない。09年3月期決算ではさらに格差は拡大し、また変動も激しさを増している可能性が大きい。
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