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後発医薬品処方実態(08年8月)

拡大する血管拡張剤

2009年4月15日号

 後発品の処方割合(内服薬、金額ベース)の最近の動向を見ると、08年6月に6.1%と、初めて6%台に乗り、7月6.2%、8月6.3%と、月を追うごとに0.1ポイントながら上昇を続けている。だが、これだけで「後発品市場拡大」と判断するには、もう少し今後の推移を見守る必要がある。 08年8月の特徴を薬効別に見ると、血管拡張剤が大きく進展していることがあげられる。市場規模としては、5〜6月の5億円から7月は8億円、8月は10億円と拡大を続け、後発品の処方割合も4〜6月の3%台から7月は5.2%、8月は7.1%と明らかに上昇傾向にある。 要因としては、ベシル酸アムロジピン製剤(先発品はファイザーがノルバスク、大日本住友製薬がアムロジン)の後発品34社36品目が08年7月初めて薬価基準に収載され、前評判ほどではないものの、市場へ急浸透を果たしていることにある。  後発品の処方割合(内服薬、金額ベース)の最近の動向を見ると、08年6月に6.1%と、初めて6%台に乗り、7月6.2%、8月6.3%と、月を追うごとに0.1ポイントながら上昇を続けている。だが、これだけで「後発品市場拡大」と判断するには、もう少し今後の推移を見守る必要がある。 08年8月の特徴を薬効別に見ると、血管拡張剤が大きく進展していることがあげられる。市場規模としては、5〜6月の5億円から7月は8億円、8月は10億円と拡大を続け、後発品の処方割合も4〜6月の3%台から7月は5.2%、8月は7.1%と明らかに上昇傾向にある。 要因としては、ベシル酸アムロジピン製剤(先発品はファイザーがノルバスク、大日本住友製薬がアムロジン)の後発品34社36品目が08年7月初めて薬価基準に収載され、前評判ほどではないものの、市場へ急浸透を果たしていることにある。

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