MR活動実態調査レポート
抗アレルギー剤の活動実態
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析49
エスマックス株式会社 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2009年4月15日号
今回は、旬の薬剤である抗アレルギー剤の活動実態を分析する。 表3は、主要抗アレルギー剤のD(ディテール)状況である。旬の薬剤とはいえ、各社には別の主力品もあり、製品ごとのリソース配分も重要な要素となる。このデータは、昨年12月から今年2月までの3ヵ月間のGPデータを集計したものである。この間、最も多くの活動リソースをかけたのが「アレロック」であり、僅差で「タリオン」と続く。「アレグラ」はアレロックよりも20%近く活動リソースが低かった。この3製品はいずれも社内で最もDウエイトをかけた製品で、アレロック、アレグラは約半分のDリソースをかけた。ちなみに、社内2位製品へのウエイトは、協和発酵キリンは「コニール」で22.5%、田辺三菱製薬は「アンプラーグ」、サノフィ・アベンティスは「プラビックス」でともに15.6%だった。 MD(メモリーディテール)率は、医師...
今回は、旬の薬剤である抗アレルギー剤の活動実態を分析する。 表3は、主要抗アレルギー剤のD(ディテール)状況である。旬の薬剤とはいえ、各社には別の主力品もあり、製品ごとのリソース配分も重要な要素となる。このデータは、昨年12月から今年2月までの3ヵ月間のGPデータを集計したものである。この間、最も多くの活動リソースをかけたのが「アレロック」であり、僅差で「タリオン」と続く。「アレグラ」はアレロックよりも20%近く活動リソースが低かった。この3製品はいずれも社内で最もDウエイトをかけた製品で、アレロック、アレグラは約半分のDリソースをかけた。ちなみに、社内2位製品へのウエイトは、協和発酵キリンは「コニール」で22.5%、田辺三菱製薬は「アンプラーグ」、サノフィ・アベンティスは「プラビックス」でともに15.6%だった。 MD(メモリーディテール)率は、医師の
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