医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

患者会

日本乾癬患者会連絡会早期承認プロジェクトチーム

2009年4月15日号

病名を変えて誤解をなくしたい阿高一男座長 新型インフルエンザをはじめ、新興感染症の大流行の脅威が高まっていることと、必ずしも無関係ではないだろう。慢性の皮膚病「乾癬」(かんせん)は、その音読みが与えるイメージから、「感染する」との誤解がなかなかなくならない。偏見による苦しみから閉じこもりがちになる患者も少なくないという。皮膚が赤くなって盛り上がり、表面に銀白色のフケのようなもの(鱗屑:りんせつ)ができて、はがれ落ちる。他人にうつることはない。日本の患者数は、10万人とも30万人とも言われ、増加傾向にある。 日本乾癬患者会連絡会は、各地にある患者会を束ねる組織として、数年前から活動する。現在、一番注力する新薬の「早期承認プロジェクトチーム」で座長を務める阿高一男氏に聞いた。——連絡会を立ち上げるきっかけは何ですか。阿高 数年前に世界の乾癬患者が... 病名を変えて誤解をなくしたい阿高一男座長 新型インフルエンザをはじめ、新興感染症の大流行の脅威が高まっていることと、必ずしも無関係ではないだろう。慢性の皮膚病「乾癬」(かんせん)は、その音読みが与えるイメージから、「感染する」との誤解がなかなかなくならない。偏見による苦しみから閉じこもりがちになる患者も少なくないという。皮膚が赤くなって盛り上がり、表面に銀白色のフケのようなもの(鱗屑:りんせつ)ができて、はがれ落ちる。他人にうつることはない。日本の患者数は、10万人とも30万人とも言われ、増加傾向にある。 日本乾癬患者会連絡会は、各地にある患者会を束ねる組織として、数年前から活動する。現在、一番注力する新薬の「早期承認プロジェクトチーム」で座長を務める阿高一男氏に聞いた。——連絡会を立ち上げるきっかけは何ですか。阿高 数年前に世界の乾癬患者が集ま

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence