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環境激変 MR進化論

バランスを取って欲張ろう

第223回

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2017年5月1日号

 皆さんの職場では、「効率化の時代」だからといって成果を欲張り過ぎてはいないでしょうか。最小の労力で最大の成果をめざすのは間違いではありません。しかし、多方面に成果を求めて、結局どれも中途半端になっている事例が散見されます。 アクションを行うときには細かく対象を設定し、対象に合ったものを実施したほうが成果が出やすくなります。本当は欲張らないほうがいいのですが、欲張りたい気持ちは思考を広げ、工夫を生み出す大切な感情です。私たちはどうやってバランスを取ればよいのでしょう。事例を見ながら考えてみたいと思います。【事例1】 製薬企業の研修では、社外講師として医師や薬剤師を招聘することがあります。ところが、どう考えても営業的観点から選んだとしか思えない講師に出会ったことがあるのではないでしょうか。講師を選定するときには、①研修を受ける社員に何を得て...  皆さんの職場では、「効率化の時代」だからといって成果を欲張り過ぎてはいないでしょうか。最小の労力で最大の成果をめざすのは間違いではありません。しかし、多方面に成果を求めて、結局どれも中途半端になっている事例が散見されます。 アクションを行うときには細かく対象を設定し、対象に合ったものを実施したほうが成果が出やすくなります。本当は欲張らないほうがいいのですが、欲張りたい気持ちは思考を広げ、工夫を生み出す大切な感情です。私たちはどうやってバランスを取ればよいのでしょう。事例を見ながら考えてみたいと思います。【事例1】 製薬企業の研修では、社外講師として医師や薬剤師を招聘することがあります。ところが、どう考えても営業的観点から選んだとしか思えない講師に出会ったことがあるのではないでしょうか。講師を選定するときには、①研修を受ける社員に何を得てほ

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