interview
生田猛・シスメックス福岡支店学術サポート課係長 肝炎コーディネーター
2017年5月1日号
地域貢献活動で現場とつながる 社員が地域の「肝炎コーディネーター」として、現場の臨床医や看護師、患者と関わる取り組みを始めている企業がある。地域に根ざして肝疾患の啓発や患者支援を行うコーディネーターは、医療機関の看護師や行政の保健師など、医療従事者を中心に養成を行っている都道府県が多い。そんななか、肝疾患対策に注力する佐賀県は、企業の社員にも門戸を開き、積極的な連携を進めている。 メーカーとして、どのように地域貢献できるのか。臨床検査機器・試薬メーカーのシスメックスで学術サポートとして営業活動を支援する一方、14年12月から佐賀県の肝炎コーディネーターとしても活動する生田猛氏に話を聞いた。──御社と肝疾患との関係は。生田 当社は臨床検査機器と専用試薬を製造販売している。検査では、まず血液を採ってどういう状態かを見るのが情報量も一番多く、比較的...
地域貢献活動で現場とつながる 社員が地域の「肝炎コーディネーター」として、現場の臨床医や看護師、患者と関わる取り組みを始めている企業がある。地域に根ざして肝疾患の啓発や患者支援を行うコーディネーターは、医療機関の看護師や行政の保健師など、医療従事者を中心に養成を行っている都道府県が多い。そんななか、肝疾患対策に注力する佐賀県は、企業の社員にも門戸を開き、積極的な連携を進めている。 メーカーとして、どのように地域貢献できるのか。臨床検査機器・試薬メーカーのシスメックスで学術サポートとして営業活動を支援する一方、14年12月から佐賀県の肝炎コーディネーターとしても活動する生田猛氏に話を聞いた。──御社と肝疾患との関係は。生田 当社は臨床検査機器と専用試薬を製造販売している。検査では、まず血液を採ってどういう状態かを見るのが情報量も一番多く、比較的簡便
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