医薬経済オンライン

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賛否両論

機能不全、求められる新・新スキーム

スイッチ評価検討会議

2017年6月1日号

「評価検討会議が潰れるのを待っている」OTC薬メーカー関係者は物騒に呟く。 スイッチOTC薬促進の新たなスキームとして設置された厚生労働省の「医療用から要指示・一般用への転用に関する評価検討会議」。しかし、本格稼働する前から、すでに評価はガタ落ちだ。 評価検討会議は昨年4月に第1回会合を開催。スイッチ候補成分を学会や団体、消費者から募り、集まった候補成分を医学会や産業界から意見収集して「整理ノート」を作成、会議で議論するという流れを確認した。その後12月には、厚労省医薬・生活衛生局はPPI製剤や緊急避妊薬など16成分のスイッチ「候補案」を公表した。 ところが、この16成分を議論する第2回会議がいまだ開催されていない。医薬局幹部は関係団体と「調整中」としているものの、第1回会合から1年以上を経過している。「年3回程度」の開催を原則に「必要に応じ... 「評価検討会議が潰れるのを待っている」OTC薬メーカー関係者は物騒に呟く。 スイッチOTC薬促進の新たなスキームとして設置された厚生労働省の「医療用から要指示・一般用への転用に関する評価検討会議」。しかし、本格稼働する前から、すでに評価はガタ落ちだ。 評価検討会議は昨年4月に第1回会合を開催。スイッチ候補成分を学会や団体、消費者から募り、集まった候補成分を医学会や産業界から意見収集して「整理ノート」を作成、会議で議論するという流れを確認した。その後12月には、厚労省医薬・生活衛生局はPPI製剤や緊急避妊薬など16成分のスイッチ「候補案」を公表した。 ところが、この16成分を議論する第2回会議がいまだ開催されていない。医薬局幹部は関係団体と「調整中」としているものの、第1回会合から1年以上を経過している。「年3回程度」の開催を原則に「必要に応じて随

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