医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

国内バイオベンチャーの戦略を見る

製薬企業との提携広げるペプチドリーム

第27回

2017年6月1日号

 ペプチドリームは、東京大学先端科学技術研究センターの菅裕明教授のアミノアシル化リボザイム技術をペプチド創薬に活用するために06年7月に設立された。それ以来、順調に製薬企業との提携が進んでいる。 株価は所々で調整が入りながらも、上昇傾向にあり、時価総額もトップだ。5月24日現在、バイオベンチャーのなかで2位に位置するそーせいグループの1846億円を1600億円程度も凌ぐ3444億円となっている。東大駒場リサーチキャンパスの中にある本社 ペプチドリームは、非天然型のアミノ酸である特殊ペプチドを用いたペプチド医薬の創製を行っている。今までに多くのペプチド医薬が誕生しているが、これらのペプチド医薬には「半減期が短い」「細胞膜を透過しにくい」「経口投与ができない」など固有の課題があった。ペプチドリームはこれらのペプチド医薬特有の課題をPDPS(ペプ...  ペプチドリームは、東京大学先端科学技術研究センターの菅裕明教授のアミノアシル化リボザイム技術をペプチド創薬に活用するために06年7月に設立された。それ以来、順調に製薬企業との提携が進んでいる。 株価は所々で調整が入りながらも、上昇傾向にあり、時価総額もトップだ。5月24日現在、バイオベンチャーのなかで2位に位置するそーせいグループの1846億円を1600億円程度も凌ぐ3444億円となっている。東大駒場リサーチキャンパスの中にある本社 ペプチドリームは、非天然型のアミノ酸である特殊ペプチドを用いたペプチド医薬の創製を行っている。今までに多くのペプチド医薬が誕生しているが、これらのペプチド医薬には「半減期が短い」「細胞膜を透過しにくい」「経口投与ができない」など固有の課題があった。ペプチドリームはこれらのペプチド医薬特有の課題をPDPS(ペプチド

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence