interview
ヘンリー・ドゥーズ 独ベーリンガーインゲルハイム/RBBグローバルヘッド
2017年6月15日号
ハイリスクを厭わず新薬探求 製薬各社が新薬創出の壁に直面するなか、独ベーリンガーインゲルハイムが「非上場」の強みを活かしたユニークな取り組みを進めている。同社の重点領域である「循環器」「呼吸器」「糖尿病」「腫瘍」「中枢神経」に囚われず、アンメットニーズの高い分野の有望なシーズや基礎研究を「世界中」の大学や研究機関などから見つけ出し、研究提携・支援を行う事業だ。 15年に同社の探索組織内に「リサーチ・ビヨンド・ボーダーズ」(RBB)を立ち上げ、活動を開始した。16~20年の5年間で研究開発に110億ユーロ(約1兆3000億円)を投じる計画を打ち出し、50億ユーロ(約6000億円)を前臨床段階の基礎研究、15億ユーロ(1800億円)を外部との共同研究に用いる方針を掲げた。この一部をRBBの活動にも充てているが、リスクのある基礎研究への投資規模としては...
ハイリスクを厭わず新薬探求 製薬各社が新薬創出の壁に直面するなか、独ベーリンガーインゲルハイムが「非上場」の強みを活かしたユニークな取り組みを進めている。同社の重点領域である「循環器」「呼吸器」「糖尿病」「腫瘍」「中枢神経」に囚われず、アンメットニーズの高い分野の有望なシーズや基礎研究を「世界中」の大学や研究機関などから見つけ出し、研究提携・支援を行う事業だ。 15年に同社の探索組織内に「リサーチ・ビヨンド・ボーダーズ」(RBB)を立ち上げ、活動を開始した。16~20年の5年間で研究開発に110億ユーロ(約1兆3000億円)を投じる計画を打ち出し、50億ユーロ(約6000億円)を前臨床段階の基礎研究、15億ユーロ(1800億円)を外部との共同研究に用いる方針を掲げた。この一部をRBBの活動にも充てているが、リスクのある基礎研究への投資規模としては莫大
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