テクノメディカ　採血管準備装置のトップ

医療企業・その現状と展望

テクノメディカ　採血管準備装置のトップ

―オリジナリティの追求が強み―

2017年6月15日号

　テクノメディカは医療現場に新たな価値を生み出すことを目標に、オリジナリティの高い製品・サービスの提供に取り組んでいる企業だ。設立は87年なので社歴30年と浅いが、開発力に優れ、海外にも展開中だ。　事業は採血管準備装置、検体検査装置、消耗品・保守サービスで構成している。17年３月期実績の売上構成比は、採血管準備装置が43％、検体検査装置が７％、消耗品・保守サービスが50％だった。消耗品・保守サービスのほとんどは採血管準備装置事業に関連しており、事業の軸は採血管準備装置だ。　採血管準備装置事業は、採血・採尿検査に関する受付業務から、検査前の準備作業を自動化する装置、検体の患者認証から搬送管理までを一括管理するシステムなどを、医療ソリューションとして提供する事業だ。ＩＴ技術を利用した医療業務を支援するシステムを提案することよって、患者の待ち時間短縮、... 　テクノメディカは医療現場に新たな価値を生み出すことを目標に、オリジナリティの高い製品・サービスの提供に取り組んでいる企業だ。設立は87年なので社歴30年と浅いが、開発力に優れ、海外にも展開中だ。　事業は採血管準備装置、検体検査装置、消耗品・保守サービスで構成している。17年３月期実績の売上構成比は、採血管準備装置が43％、検体検査装置が７％、消耗品・保守サービスが50％だった。消耗品・保守サービスのほとんどは採血管準備装置事業に関連しており、事業の軸は採血管準備装置だ。　採血管準備装置事業は、採血・採尿検査に関する受付業務から、検査前の準備作業を自動化する装置、検体の患者認証から搬送管理までを一括管理するシステムなどを、医療ソリューションとして提供する事業だ。ＩＴ技術を利用した医療業務を支援するシステムを提案することよって、患者の待ち時間短縮、医療

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