医薬経済オンライン

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Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

遺伝子疾患は「道半ば」

第46回 患者調査とマーケティング③

株式会社アンテリオ 顧問・コンサルタント 堀玲子

2017年6月15日号

 4月15日号と5月15日号で患者調査の重要性が年々増していることを紹介した。インターネットを利用した手法により、患者さんの負担にならないような方法で調べることができるし、医師からアンケート用紙を手渡してもらい、患者さん自身が回答を記して、調査会社宛てに投函する手法も開発されてきた。 製薬企業も単なるキャッチフレーズではなく、個々人が「患者さんのため」にという言葉を噛み締めながら、日々活動していることは疑いようもない。 ペイシェント・ジャーニーという診断と治療を受ける、また治療方法が変化していく過程を患者さんに聞くケースも増えてきた。単純に病気を治すのではなく、病名を告げられたときの気持ち、治療に臨む心構え、治療内容が変わったときに考えたことなどである。とくに患者数が少ない疾患やこれから疾患啓発を進めていきたい疾患などが対象となる。 希少疾...  4月15日号と5月15日号で患者調査の重要性が年々増していることを紹介した。インターネットを利用した手法により、患者さんの負担にならないような方法で調べることができるし、医師からアンケート用紙を手渡してもらい、患者さん自身が回答を記して、調査会社宛てに投函する手法も開発されてきた。 製薬企業も単なるキャッチフレーズではなく、個々人が「患者さんのため」にという言葉を噛み締めながら、日々活動していることは疑いようもない。 ペイシェント・ジャーニーという診断と治療を受ける、また治療方法が変化していく過程を患者さんに聞くケースも増えてきた。単純に病気を治すのではなく、病名を告げられたときの気持ち、治療に臨む心構え、治療内容が変わったときに考えたことなどである。とくに患者数が少ない疾患やこれから疾患啓発を進めていきたい疾患などが対象となる。 希少疾患に

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