医薬経済オンライン

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隆盛する「不動医薬品」ビジネス

偽ハーボニー事件などどこ吹く風、プレミアム会員も

2017年6月15日号

 偽ハーボニー問題で影響を受けたのかと思いきや、ますます盛んなのが医薬品のネット売買だ。調剤薬局でデッドストックになっている医薬品を会員の薬局間でネットを介して委託売買、あるいは買取販売するビジネスのことである。 ネット売買を最初に始めた「リバイバルドラッグ」(旧わかばドラッグ)は、わずか創業11年で会員薬局数が2721店(6月末現在)に上り、取扱額は年間2億円に達するという。また、IT業界から参入した「ファルマーケット」は会員薬局数がダントツの5400店。薬局経営者が始めた「ポケヤク」は名称が「エコヤク」になり、その後、IT関連のフリービット・ホールディングス(東証一部)傘下の「フリービットEPARK(Eパーク)ヘルスケア」が運営する「みんなのお薬箱」に変わったが、こちらも堅調に伸びているそうである。 2年前には数社しかなかった薬局のデ...  偽ハーボニー問題で影響を受けたのかと思いきや、ますます盛んなのが医薬品のネット売買だ。調剤薬局でデッドストックになっている医薬品を会員の薬局間でネットを介して委託売買、あるいは買取販売するビジネスのことである。 ネット売買を最初に始めた「リバイバルドラッグ」(旧わかばドラッグ)は、わずか創業11年で会員薬局数が2721店(6月末現在)に上り、取扱額は年間2億円に達するという。また、IT業界から参入した「ファルマーケット」は会員薬局数がダントツの5400店。薬局経営者が始めた「ポケヤク」は名称が「エコヤク」になり、その後、IT関連のフリービット・ホールディングス(東証一部)傘下の「フリービットEPARK(Eパーク)ヘルスケア」が運営する「みんなのお薬箱」に変わったが、こちらも堅調に伸びているそうである。 2年前には数社しかなかった薬局のデッド

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