医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

時感/編集後記

2017年6月15日号

時感中津江村 サッカー元日本代表、中田英寿氏の「自分探し」特許はそろそろ切れたと解釈して、話を進める。 小さい頃から自分の名前(知幸=ともゆき)が好きではなかった。「しんご」とか「けんた」とか、呼びやすい3文字の名前に憧れた。 高校時代、声がデカければ教師になれるんだと思わせる現代文の熟年男性教師がいた。名前を無理やり音読みして指す。私の場合は「イチカワ・チコウ」だった。先生が「恥ずかしい垢」扱いするわけだから、その手の話が“大好物”の輩からは、大いに冷やかされた。 名前の由来を、オヤジから聞いたのはつい最近、40を過ぎてからだ。熊本の山村で生まれ育ち、農業高校の林業科を出て、園芸店を営んだオヤジは若い頃、ある人物に感銘を受けていたという。 1953年の筑後川大水害をきっかけに、建設省(当時)が熊本県小国町と大分県日田市中津江村にまたがる下... 時感中津江村 サッカー元日本代表、中田英寿氏の「自分探し」特許はそろそろ切れたと解釈して、話を進める。 小さい頃から自分の名前(知幸=ともゆき)が好きではなかった。「しんご」とか「けんた」とか、呼びやすい3文字の名前に憧れた。 高校時代、声がデカければ教師になれるんだと思わせる現代文の熟年男性教師がいた。名前を無理やり音読みして指す。私の場合は「イチカワ・チコウ」だった。先生が「恥ずかしい垢」扱いするわけだから、その手の話が“大好物”の輩からは、大いに冷やかされた。 名前の由来を、オヤジから聞いたのはつい最近、40を過ぎてからだ。熊本の山村で生まれ育ち、農業高校の林業科を出て、園芸店を営んだオヤジは若い頃、ある人物に感銘を受けていたという。 1953年の筑後川大水害をきっかけに、建設省(当時)が熊本県小国町と大分県日田市中津江村にまたがる下筌ダ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence