医薬経済オンライン

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環境激変 MR進化論

ベテランは若手の育成を

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2017年7月1日号

「若手の育て方がわからない」「接し方が難しい」という声をよく聞きます。近年は環境の変化が急なため、自分のこれまでの体験が当てはまらないことも多いのではないでしょうか。 今回は、ある営業所の事例を題材にして、私たちにどのようなことができるのかを考えたいと思います。 この営業所には40歳代の所長以下、20歳代から50歳代のMRがおり、総勢13人で県内すべての医療機関をカバーしていました。開業医施設(GP)の実績はそこそこでしたが、病院(HP)が振るいません。原因を分析した結果、20〜30歳代の若手がHPでのMR活動に慣れておらず、苦手としていることが明らかになりました。 どのような課題があるのかを検討した結果、次の3つが浮かび上がりました。1.若手は経験不足のため、臨機応変な対応やシナリオのない会話を苦手としている2.メンバー同士が会う機会が少なく、若... 「若手の育て方がわからない」「接し方が難しい」という声をよく聞きます。近年は環境の変化が急なため、自分のこれまでの体験が当てはまらないことも多いのではないでしょうか。 今回は、ある営業所の事例を題材にして、私たちにどのようなことができるのかを考えたいと思います。 この営業所には40歳代の所長以下、20歳代から50歳代のMRがおり、総勢13人で県内すべての医療機関をカバーしていました。開業医施設(GP)の実績はそこそこでしたが、病院(HP)が振るいません。原因を分析した結果、20〜30歳代の若手がHPでのMR活動に慣れておらず、苦手としていることが明らかになりました。 どのような課題があるのかを検討した結果、次の3つが浮かび上がりました。1.若手は経験不足のため、臨機応変な対応やシナリオのない会話を苦手としている2.メンバー同士が会う機会が少なく、若手の

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