医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

飛躍のそーせいと再生医療に活路見出す企業

バイオベンチャーの17年3月期決算を見る

2017年7月1日号

 主要バイオベンチャーの17年3月期決算から見えたのは、飛躍する企業と足踏みする企業に分かれていることだ。それでも厚生労働省の新しい審査制度を活用して、再生医療などで事業拡大をめざす明るいニュースも散見された。 そーせいグループの売上高(国際会計基準=IFRS)は、前期から107億5000万円(2.3倍)増加して189億100万円と伸びた。利益面も、営業利益が123億8900万円、税引前利益が124億8300万円、当期利益が96億3800万円と大きく伸びて黒字に転換した。 マイルストン契約金に関する収益が寄与、前期から97億8600万円の増加(2.6倍)となった。為替影響を除くと156億2000万円(3.1倍)。主に子会社のヘプタレスがアラガンと提携、アルツハイマー型認知症などの神経系疾患を適応とするムスカリン受容体作動薬を導出したことで、契約一...  主要バイオベンチャーの17年3月期決算から見えたのは、飛躍する企業と足踏みする企業に分かれていることだ。それでも厚生労働省の新しい審査制度を活用して、再生医療などで事業拡大をめざす明るいニュースも散見された。 そーせいグループの売上高(国際会計基準=IFRS)は、前期から107億5000万円(2.3倍)増加して189億100万円と伸びた。利益面も、営業利益が123億8900万円、税引前利益が124億8300万円、当期利益が96億3800万円と大きく伸びて黒字に転換した。 マイルストン契約金に関する収益が寄与、前期から97億8600万円の増加(2.6倍)となった。為替影響を除くと156億2000万円(3.1倍)。主に子会社のヘプタレスがアラガンと提携、アルツハイマー型認知症などの神経系疾患を適応とするムスカリン受容体作動薬を導出したことで、契約一時

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence