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第82回 協和キリンのKRN23が商品化目前

生島准

2017年7月15日号

 国産抗体医薬第4号の商品化が秒読み段階に入った。中外製薬の「アクテムラ」(抗Il6受容体抗体)、協和発酵キリンの「ポテリジオ」(糖鎖改変抗CCR4抗体)、そして小野薬品の「オプジーボ」(抗PD1抗体)に続こうとしているのが協和発酵キリンのKRN23(抗線維芽細胞成長因子《FGF》23抗体)である。この抗体の誕生には2つの技術突破が存在した。 17年4月に小児と成人のX染色体遺伝性低リン血症(XLH)を対象としたKRN23の2本の第Ⅲ相試験の成績が発表された。いずれも主要評価項目を有意に満たす好成績だった。16年6月には米国でブレークスルー・セラピー指定を受けた。順調にいけば、米国では17年内か、年明けにも販売申請を行う予定だ。一足先に欧州では、17年1月にはXLHの治療薬として欧州医薬品庁にも申請を行った。 XLHは遺伝性のくる病様症状を示す疾患で日...  国産抗体医薬第4号の商品化が秒読み段階に入った。中外製薬の「アクテムラ」(抗Il6受容体抗体)、協和発酵キリンの「ポテリジオ」(糖鎖改変抗CCR4抗体)、そして小野薬品の「オプジーボ」(抗PD1抗体)に続こうとしているのが協和発酵キリンのKRN23(抗線維芽細胞成長因子《FGF》23抗体)である。この抗体の誕生には2つの技術突破が存在した。 17年4月に小児と成人のX染色体遺伝性低リン血症(XLH)を対象としたKRN23の2本の第Ⅲ相試験の成績が発表された。いずれも主要評価項目を有意に満たす好成績だった。16年6月には米国でブレークスルー・セラピー指定を受けた。順調にいけば、米国では17年内か、年明けにも販売申請を行う予定だ。一足先に欧州では、17年1月にはXLHの治療薬として欧州医薬品庁にも申請を行った。 XLHは遺伝性のくる病様症状を示す疾患で日本

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