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Patient Relations

日本肺がん患者連絡会

2017年7月15日号

受動喫煙は恐怖、「屋内全面禁煙」を長谷川一男代表 紆余曲折を経て結局調整がつかず、通常国会に提出されなかったいわゆる「受動喫煙防止法案」(健康増進法改正案)。日本肺がん患者連絡会は、厚生労働省に対し、「屋内全面禁煙」を患者の立場から要望し続けてきた。 「受動喫煙はマナーの問題ではない。『健康被害』『他者危害』の問題であることが、科学的にも明らかになっている。にもかかわらず、喫煙者は害について軽く考えてしまうのが、よくわからない」 同会の長谷川一男代表は、自身も7年前、「肺がん」と診断された患者のひとり。主張を支える科学的根拠は、国立がん研究センターが、受動喫煙のある人の肺がんリスクは、ない人に比べ1.3倍増加すると発表したデータなどである。さらに、受動喫煙を受けなければ、死亡せずに済んだ人は、少なくとも年間1.5万人と試算。これらのデータ... 受動喫煙は恐怖、「屋内全面禁煙」を長谷川一男代表 紆余曲折を経て結局調整がつかず、通常国会に提出されなかったいわゆる「受動喫煙防止法案」(健康増進法改正案)。日本肺がん患者連絡会は、厚生労働省に対し、「屋内全面禁煙」を患者の立場から要望し続けてきた。 「受動喫煙はマナーの問題ではない。『健康被害』『他者危害』の問題であることが、科学的にも明らかになっている。にもかかわらず、喫煙者は害について軽く考えてしまうのが、よくわからない」 同会の長谷川一男代表は、自身も7年前、「肺がん」と診断された患者のひとり。主張を支える科学的根拠は、国立がん研究センターが、受動喫煙のある人の肺がんリスクは、ない人に比べ1.3倍増加すると発表したデータなどである。さらに、受動喫煙を受けなければ、死亡せずに済んだ人は、少なくとも年間1.5万人と試算。これらのデータが、

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