医薬経済オンライン

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税制改正と新薬加算の「危うい」関係

イノベーションは「別財源」に拘る日医

2017年8月1日号

「国内製造設備(治験用・商用)への投資に対するインセンティブ策(税制等)」 日本製薬工業協会の畑中好彦会長は7月20日、政府の健康・医療戦略参与会合で、資料にそう示した。バイオ医薬品の創出推進に向けて、国内での製造インフラ整備促進のため、新たに「税制上の措置」の必要性に言及したことになる。 厚生労働省は8月末をメドに、18年度の税制改正要望をまとめる。医療・医薬品関係団体はそのなかに盛り込んでもらうべく、団体としての要望内容を集約する。 畑中会長は参与会合で具体的には示していないものの、製薬協は「バイオ医薬品等設備投資促進税制」の創設など、3項目を重点要望に据える方針だ。 同じ場には、日本医師会から横倉義武会長の代理で今村聡副会長が出席していた。今村副会長は「社会保障を充実することで国民の不安を解消するのが大事だ」と指摘。その財源として「た... 「国内製造設備(治験用・商用)への投資に対するインセンティブ策(税制等)」 日本製薬工業協会の畑中好彦会長は7月20日、政府の健康・医療戦略参与会合で、資料にそう示した。バイオ医薬品の創出推進に向けて、国内での製造インフラ整備促進のため、新たに「税制上の措置」の必要性に言及したことになる。 厚生労働省は8月末をメドに、18年度の税制改正要望をまとめる。医療・医薬品関係団体はそのなかに盛り込んでもらうべく、団体としての要望内容を集約する。 畑中会長は参与会合で具体的には示していないものの、製薬協は「バイオ医薬品等設備投資促進税制」の創設など、3項目を重点要望に据える方針だ。 同じ場には、日本医師会から横倉義武会長の代理で今村聡副会長が出席していた。今村副会長は「社会保障を充実することで国民の不安を解消するのが大事だ」と指摘。その財源として「たばこ

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