医薬経済オンライン

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薬剤経済学

分析の多様化・複合的な観点

第7回 CEAに拠らない評価法

2017年8月1日号

 臨床的・経済的評価研究所(ICER)による、新薬発売時にその「便益に見合う価格水準」を示す活動が、費用対効果分析(CEA)への米国(製薬業界)の反感を改めて生んでいる。 CEAはあくまで参考指標であり、選択は個々の保険プラン次第、妥当な価格だとお墨付きを与えることもあるが、PCSK9阻害剤が伸び悩む状況が民間非営利機関であるICERの酷評と結び付けられ、批判を刺激している。自由市場の米国医療にCEA、欧州式の医療技術評価は似合わない──南カリフォルニア大学レオナードD.シェイファー医療政策・経済センターは、こうした主張の拠点になっている。 一方、CEAの方法論の精製が製薬・保険業界の対立を調停できるという提案も目立つ。 ワシントン大学のL.P.ガリソンJr.らは、画期的新薬の高い価値を擁護する観点に立つ。その提案はCEAの否定ではなく、CE...  臨床的・経済的評価研究所(ICER)による、新薬発売時にその「便益に見合う価格水準」を示す活動が、費用対効果分析(CEA)への米国(製薬業界)の反感を改めて生んでいる。 CEAはあくまで参考指標であり、選択は個々の保険プラン次第、妥当な価格だとお墨付きを与えることもあるが、PCSK9阻害剤が伸び悩む状況が民間非営利機関であるICERの酷評と結び付けられ、批判を刺激している。自由市場の米国医療にCEA、欧州式の医療技術評価は似合わない──南カリフォルニア大学レオナードD.シェイファー医療政策・経済センターは、こうした主張の拠点になっている。 一方、CEAの方法論の精製が製薬・保険業界の対立を調停できるという提案も目立つ。 ワシントン大学のL.P.ガリソンJr.らは、画期的新薬の高い価値を擁護する観点に立つ。その提案はCEAの否定ではなく、CEAを

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