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眺望 医薬街道

落とし所のない費用対効果

近藤正觀

2017年8月1日号

 中央社会保険医療協議会に設置されている「費用対効果評価」の専門部会が“迷走”している。新たな革新的治療の費用対効果を適正に評価する方法が見当たらない袋小路に入ってしまった。革新的な医薬品や医療機器を医療保険制度に効率的に導入することは至難の業だ。 新たな医薬品や技術が出現し、恩恵に与る患者も多い。問題は、新たな医薬品や技術がすべての患者を治癒できるとは言えない点に起因する。新たな技術はトライアルであり、100%ではない。医薬品にしても臨床試験は多くても何千例(通常は1000例もない)の限られた症例であり、適応疾患すべての患者に必ず奏効するとは言えない。医療機器にしても患者の特性によって使用する患者は限られるうえ、すべての患者に奏効する保証はない。 費用対効果を検証する作業は必要で、投下した費用と治癒した成果は広く共有されるべきデータだ。...  中央社会保険医療協議会に設置されている「費用対効果評価」の専門部会が“迷走”している。新たな革新的治療の費用対効果を適正に評価する方法が見当たらない袋小路に入ってしまった。革新的な医薬品や医療機器を医療保険制度に効率的に導入することは至難の業だ。 新たな医薬品や技術が出現し、恩恵に与る患者も多い。問題は、新たな医薬品や技術がすべての患者を治癒できるとは言えない点に起因する。新たな技術はトライアルであり、100%ではない。医薬品にしても臨床試験は多くても何千例(通常は1000例もない)の限られた症例であり、適応疾患すべての患者に必ず奏効するとは言えない。医療機器にしても患者の特性によって使用する患者は限られるうえ、すべての患者に奏効する保証はない。 費用対効果を検証する作業は必要で、投下した費用と治癒した成果は広く共有されるべきデータだ。 費

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