医薬経済オンライン

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医薬経済気象台

回復感なき景気への処方箋

―実質成長率の拡大続くが―

2017年8月15日号

 8月14日に4~6月期の実質経済成長率の1次速報値が発表される。本号が読者の目に触れるときには発表済みになる。民間調査機関10社の直前予想は前期比年率で日本経済研究センターの1.8%からニッセイ基礎研究所の3.6%まで大きな開きがある。 1~3月期が5月18日発表の1次速報値で2.2%だったのに、6月8日発表の2次速報値では1.0%と半分に修正されたことが、こうした差異を生んでいるのかしれない。 どの予想が正解かは蓋を開けてみなければわからないが、10社のうち8社の予想は2.5%を挟んだ水準に集中している。「真理は中庸にあり」といわれる。この10社の平均値である2.6%程度で落ち着きそうで、いずれにしてもプラス成長になることは間違いない。6四半期連続のプラスになる。2.6%が実現すれば、16年1~3月期の2.5%を抜いて最も高くなる。しかし、景気拡大の実...  8月14日に4~6月期の実質経済成長率の1次速報値が発表される。本号が読者の目に触れるときには発表済みになる。民間調査機関10社の直前予想は前期比年率で日本経済研究センターの1.8%からニッセイ基礎研究所の3.6%まで大きな開きがある。 1~3月期が5月18日発表の1次速報値で2.2%だったのに、6月8日発表の2次速報値では1.0%と半分に修正されたことが、こうした差異を生んでいるのかしれない。 どの予想が正解かは蓋を開けてみなければわからないが、10社のうち8社の予想は2.5%を挟んだ水準に集中している。「真理は中庸にあり」といわれる。この10社の平均値である2.6%程度で落ち着きそうで、いずれにしてもプラス成長になることは間違いない。6四半期連続のプラスになる。2.6%が実現すれば、16年1~3月期の2.5%を抜いて最も高くなる。しかし、景気拡大の実感は

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