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MR活動実態調査レポート

発売時と1年後のチャネルとID率の変化

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析136

株式会社A・M・C 代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2017年8月15日号

 7月15日号ではMSディテール(DTL)のインパクトDTL率(ID率)について16年度の状況を全体的に分析した。読者からMS─DTLは、新発売時や発売1年後の処方制限日数が解除される際に集中的に行われるが、そのID率についてどのような差があるのかという話があった。確かに前回の分析の中でMRとMSがDTLしている品目が異なり、単純に比較するのは難しい状況もあった。 そこで今回はMSのみならず新発売時と発売1年後に各製品、各メーカーが用いたDTLチャネル割合と、ID率を分析した。 用いたデータは、14~16年6月に発売された主に内服の新薬で、発売月と処方日数制限解除月とその前後1ヵ月(計3ヵ月)のDTL数である。ID率は、新発売時には全員未処方医であるため、「新規意向」のみ表示した。処方日数制限解除月には未処方医と既処方医が混在するため、新規意向は...  7月15日号ではMSディテール(DTL)のインパクトDTL率(ID率)について16年度の状況を全体的に分析した。読者からMS─DTLは、新発売時や発売1年後の処方制限日数が解除される際に集中的に行われるが、そのID率についてどのような差があるのかという話があった。確かに前回の分析の中でMRとMSがDTLしている品目が異なり、単純に比較するのは難しい状況もあった。 そこで今回はMSのみならず新発売時と発売1年後に各製品、各メーカーが用いたDTLチャネル割合と、ID率を分析した。 用いたデータは、14~16年6月に発売された主に内服の新薬で、発売月と処方日数制限解除月とその前後1ヵ月(計3ヵ月)のDTL数である。ID率は、新発売時には全員未処方医であるため、「新規意向」のみ表示した。処方日数制限解除月には未処方医と既処方医が混在するため、新規意向は未

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